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複利とは?単利との違いと「雪だるま式」に増える仕組み

投資や貯蓄の話で必ず出てくる「複利(ふくり)」。アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだとも言われる(諸説あり)ほど強力な仕組みですが、実感しにくいのも事実です。この記事では複利の意味を、単利との違い・なぜ長期で差が開くのか・72の法則・注意点まで具体例で整理します。

複利をひと言で言うと

複利とは、元本だけでなくこれまでについた利息にも、次の利息がつく仕組みです。増えた分がさらに増えを生むため、時間が経つほど「雪だるま式」に大きくなります。

単利との違い

項目単利複利
利息のつき方元本にだけ元本+過去の利息に
増え方毎年一定ペース加速して増える
長期の効果直線的後半で大きく伸びる

数字で見る「雪だるま」

100万円を年5%で運用した場合の利息:

単利 … 毎年ずっと 5万円

複利 … 1年目 5万円 → 2年目 5.25万円 → 3年目 5.51万円…と増え幅が広がる

差は最初は小さくても、20年・30年と続けると大きく開きます。

72の法則

便利な目安:72 ÷ 年利(%)≒ 元本が2倍になる年数。年6%なら約12年、年3%なら約24年で2倍が目安です。複利は長期になるほど効果が大きいため、「早く始めて、長く続ける」ことが最大のコツです。

注意点

味方にすると

  • 利息を再投資し長期で運用すると資産が加速
  • 少額でも時間を味方にできる

敵に回すと

  • 借金の利息にも複利が働き返済が膨らむ
  • リボ払い・高金利のローンは雪だるまが逆に作用
  • 投資は元本保証ではなく、増減は自己責任

なお、複利で増えた運用益にも税金はかかります。差し引かれる仕組みは源泉徴収とはで確認できます。ほかの言葉はお金・投資の用語一覧から。

まとめ

複利は利息に利息がつき、加速して増える仕組み。単利との差は長期ほど大きく開きます。2倍になる年数は「72÷年利」でざっくり把握可能。お金を増やす側でも減らす側でも強力に働くため、運用は早く長く、借入の複利には注意が鉄則です。

よくある質問

複利の効果を最大にするには?
受け取った利息を使わず再投資し、長い期間続けることです。期間が長いほど雪だるまが大きくなります。
複利は借金にも働きますか?
はい。借入の利息にも複利が働くと返済が膨らみます。特にリボ払いや高金利ローンは注意が必要です。
72の法則はどんなときに使う?
おおよその『2倍になる年数』を暗算したいときに便利です。72を年利(%)で割るだけ。正確な計算ではなく目安として使います。
複利なら必ずお金は増えますか?
利息や運用益がプラスである前提です。投資は元本割れの可能性があり、必ず増えるわけではありません。最終判断は自己責任で行いましょう。